Category : ホストたちの生態とお金と女の話

ホストの給料袋の中身は意外と少ない!?

ホストの給料は、出勤日数に応じて支払われる日給と、売り上げに応じた歩合給とで成り立っています。毎月数百万円もの売り上げを挙げられるような一流ホストであれば、何百万円の月収ということもありますが、それはごくごく一部です。普通のホストは、サラリーマンよりも安い収入で働いているのが実情です。

ホストの給料の仕組みは、日給と歩合給

ホストの給料を決める要素は、「日給」と「歩合給」です。給与システムは店によって異なりますが、日給は5000円~10000円程度で、標準的には6000円くらい。歩合給は「小計」で決まります。客が店に払う金額は、飲み代とおつまみ(チャーム)代のトータルである「小計」と、「TAX」を加えた額です。TAXは税金のことではなくサービス料のようなもので、「小計」の2割から4割程度。客は1万円の飲食をすれば、1万2千円~1万4千円を店に支払わなければなりません。

歩合給は月トータルの「小計」が一定の額を超えた時にその額に応じて決まりますが、小計が70万円程度で50%くらい、100万円で60%くらいです。歩合給が日給を上回ると日給は支給されないしくみのところが多く、日給はいわば「最低保証給」となっています。

手取り10万円を切るホストはザラ

仮に、日給5000円、歩合給は「小計70万円以上で5割」の場合、月に22日働き、「小計」が70万円に達しなかった場合には、5000円×22日=110,000円 となります。これは額面の給与で、ここから、税金1割、旅行積立金1万円などが引かれて、手取りは8万円~9万円程度になります。親元を離れてホストをしている人の多くは寮に入っており、寮費4万円程度を引かれて、手取りが4~5万円というホストはザラです。

「小計」が70万円あった場合には、歩合給が70万円×5割=35万円となり、日給合計の11万円を上回るので、日給は支払われません。35万円が月給となります。仮に指名客の来店が10回あったとすると、これに指名料 3000×10回=30,000円がプラスされて、38万円の給与(額面)となります。「小計」で70万円、100万円を稼げるホストは、それほど多くはありません。「小計」が200万円のホストなら、月給で100万円を超える額となります。

普通のお店の場合、月収で常時50万円以上のホストは3~5人。No.1でも80万円程度。100万円を超えるホストは、それほどいるわけではありません。 ホストの給与は「歩合給」の仕組みで、多くは10万円強の最低保証給のみしか受けとれず、さまざまな控除を引かれて手取り数万円で働いています。一部の大金を稼ぐ人の陰には、薄給のホストが大勢いるのが実態です。

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